Canvaの画像生成AI「Text to Image」が2023年に本格的に利用されるようになり、その画像生成のすごさにびっくりした人も多いのではないでしょうか?そして現在、また「Text to Image」のアプリをCanvaで見つけようとしても見つからない・・・、なくなっちゃったの・・・?と思っている人がきっとこの記事を見に来ていることでしょう。
Canvaの画像生成AI「Text to Image」は「素材」のメニューから使える!
Canvaには、「アプリ」というメニューができて、そこで拡張機能をいろいろ検索できるようになったので、と多くの人がその検索の窓に「Text to Image」と打ち込んで検索をしても「Text to Image」が出てこないということでどうなってんのか気になってしまったと思います。
結論から申し上げますと、2023年の末ぐらいだと思うのですが、「Text to Image」はアプリから「素材」の方に移動して「独自のものを生成する」AI画像生成機能の一つになっています。こちらから独自のものを生成する方法を押すと「Text to Image」に相当する機能が出てきます。
Canvaの画像生成AIで独自の画像を生成する精度は高まっている
近年は画像生成をするAIでも種類が増えてきています。その中でもCanvaは、「Text to Image」アプリの時から、どんなイメージの画像を作りたいのかテキストで打ち込むだけで何種類かの画像を作ってくれるという便利なものでした。2023年時点では例えば子供やおばあちゃんなどの絵を作ってもらおうとしても、目や鼻の位置がおかしなところにあったり手の関節が変な方向に曲がっていたりしてよーく見ると微妙なイラストでしたが、2024年素材から独自の画像を生成するというところに移動してからは格段に画像の質のアップが見られ、人の顔などは特に綺麗に表現されるようになりました。また日本語に対しての理解も進んだようで、「何人の人」「どんな場所で」「どんな姿勢」「何をしているか」などの条件をテキストボックスに打ち込んでいくとかなりいい感じの画像が作成されます。
Canvaの画像生成AIは商用利用可能?
このようなCanvaの画像生成AIですが、かなり精度が良くなったので作成した画像を実際にホームページやブログで使用したり、場合によっては商品の一部に利用したりすることも出てくるかと思います。このような商用利用に関してCanvaの公式サイトから、2次利用は可能でキャンバ側から著作権違反などの権利を主張することはないということが示されています。ただし、画像を作成する時にはどんな画像を作成して欲しいにより、どこかの商標やマーク、企業などのブランドイメージが強いものなど、Canva以外の部分でデザインや意匠を侵害するようなものができてしまった場合にはその限りではないことが示されています。
まとめ
Canvaの画像作成はどんどん使いやすくなっています。無料プランだと素材が制限されていたり、マジック変換やマジック編集の機能が使えないので、すごい効率化を実感しきれないかもしれませんが、有料プランにすると出てくる画像は全部使い放題ですし、AIが画像の背景を消したりサイズを変えたり、痒いところに手の届く機能がいろいろ使えます。また画像のサイズ変更をなども簡単にできるようになっているので、無料プランでちょっと満足いかないところや手間のかかっているところは有料プランにすると解決できるかもしれません。
今回の記事では「Text to Image」がなくなってしまって困っている人に、Canvaでの画像生成をどうやったら使えるかを中心にご案内しました。本当に便利な時代になりましたので使いこなしていきたいですね。