【解決済】Bingの検索結果から自分のサイトが消えた…原因究明と解決法

【解決済】Bingの検索結果から自分のサイトが消えた…原因究明と解決法

Bingという検索エンジンはMicrosoft系で利用しているユーザーも一定数います。Microsoft Bingの検索結果から自分の運営するサイトが消えて、ある日突然すべてのページが検索結果に出なくなった(BANされた)ことについて、原因として考えられることと再度インデックス・インプレッションを復活してもらうために行った方法を紹介します。気づいたらすぐやることで復活できる可能性も上がります。

「Google」のSEOとともに重要な「Yahoo」「Microsoft Bing」の検索ボリュームの存在

日本で利用されている検索エンジンを考える時には、大きく分けてGoogle、Yahoo、Bingと考えてよいでしょう。その他にも検索エンジンは色々とありますが、少数ではあるのでGoogleアナリティクスなどで分析した結果マイナーな検索エンジンから流入しているサイトでない限りは除外しても差し支えないかと思います。

Search Engine Market Share Japan | Statcounter Global Stats によると、現在日本での検索エンジンのシェアは以下のようになっています。圧倒的にGoogleを利用する人が多いですが、Yahoo、Bingに関しても完全に無視できるものではありません。

Search Engine Market Share Japan | Statcounter Global Stats
  • Google 75%
  • Yahoo! 14%
  • Bing 10%

日本向けのサイトでSEO対策を考えるのであれば、Google、Yahoo、Bingを押さえておけば、99%対応できていると考えられます。どの検索エンジンを利用しているかは年齢層によりおそらく異なっており、パソコンでインターネットを利用する中年や高齢者の方がBingやYahooを使っている可能性が高いのではないかと考えています。

それぞれの検索エンジンのbotで特徴がある

検索エンジンはそれぞれ独自のアルゴリズムに基づいて検索結果に反映をしていますが、GoogleとBingは独自のbotでサイトを巡回しており、独自のアルゴリズムに基づいて検索結果を決めています。

2010年頃は単純に被リンクが多いページ、検索キーワード変わらないのあんまりあなたより健康ですがたくさん入っているページ、高速表示されるページなど検索結果に反映される要素は単純なものが多かったですが、近年人工知能の進化などもあり、botが収集しているデータや検索結果に影響を与えるアルゴリズムはかなり未知なってきています。権威性や信憑性がある正確な情報であることは間違いなく必要な要素ですが、特にGoogleの検索結果や検索結果に表示され方、画像検索やニスペットなど日々進化しておりSEO対策も一筋縄にはいきません。

bingのbot、検索結果のアルゴリズムは比較的SEO対策しやすい

検索のシェアナンバーワンであるGoogleのアルゴリズムが複雑になっている中で、比較的Bingの方はSEO対策がしやすくなっています。全体の10%しかBingを使っていないと考えると、あえてbingのWebmaster Toolで検索パフォーマンスを確認したりする人は少ないんですよね。故にGoogleのSEO対策よりも少し容易な印象がありますし、BingのWebmaster ToolではSEO対策が必要な箇所を教えてくれるツールも結構充実しています。

全体の10%しかbingを使っていないとはいえ、家電量販店なのでパソコンを購入してそのまま使っているような層にとってはMicrosoft Edgeを使い、Bing検索というのはかなり多く、そのような層を対象としたサイトのジャンルの場合には、かえってBingの検索の方がGoogleよりも多いということもあるのではないかと仮説立てています。

Bingの検索結果から完全に抹消されたとはどういう状態か

とあるサイトがBingの検索結果でたくさんのキーワードで上位表示できていたのですが、ある日突然bingからの流入が0になりました。BingのWebmaster Toolで確認する以下のような状態です。Google アナリティクスで異変に気付き、BingのWebmaster Toolの検索パフォーマンスレポートで確認すると、そこそこのインプレッション、クリック数を稼いでいた状態から、赤い矢印のところでインプレッションもクリックも「0」になってしまっています。

Bingの検索結果からサイトが完全に抹消された原因の考察

それではここからはBingの検索結果から完全に抹消されたのはなぜなのか、インプレッションが0の状態になる前に行ったことを挙げて、どれがBANされる原因になったのか考察してみたいと思います。

原因の仮説1 記事内にアフィリエイトの差し込みを増やして価値のないサイトと認識された可能性

Bingの検索から除外される1週間ほど前に、記事内にアフィリエイトを広告を増やしました。この際に単にバナー広告のアフィリエイトを足しただけでなく、見出しとリード文もつけて誘導的な形にしてしまいました。このようなアフィリエイトのやり方が不適切と判断されたことでサイト全体がポリシー違反等に該当したのではないかというのが原因の仮説1です。

原因の仮説2 センシティブな題材・表現の記事を公開したことで危険サイトと認識された可能性

今回例としてあげてるサイトは、公になっているデータなどと個人的意見を混ぜているような記事が多いのですが、少し踏み込んで社会問題や人権などに対する題材を記事にしました。この中には独自の考えなども入っていて人によっては反感を感じるだろうという内容も含まれていました。この記事が原因で危険な思想などを持っているのではないかと判断されサイト全体が検索結果に表示されない状態になったのではないかというのが原因の仮説2です。

原因の仮説3 工作的な被リンクの多いスパムサイトに勘違いされた可能性

GoogleもYahooもBingも、検索エンジンで上位表示させるためには権威性や被リンクの存在が不可欠で、皆さんいろいろな被リンクを獲得するために引用されるような一次情報を出したり、SNSをしたり、プレスリリースなどを出したりしていることと思います。ほどほどに行っていたので被リンク稼ぎが影響したとは考えにくいですが、bingbotがクロールするときにどこかの危険なサイトやスパムサイトからの被リンクがあったりしたのではということで原因の仮説3としました。

原因の仮説4 サイト自体が表示されなくなっていたり、不正に乗っ取られたのではないか

近年ワードプレスのサイトがハッキングされて別のサイトにリダイレクトされたり、「ウイルスに感染してしまいます」など不正なプログラムを仕込まれてしまったりするという事案はあります。私も以前そのような事案に遭遇したことがありますが、この場合にはまずサイトをシークレットモードなどで表示されるかどうか確認します。次に、Googleのサーチコンソールの方でインデックスがおかしいエラーが出ていないかなどを確認すると身に覚えがないページが量産されていたりすることで判明します。

今回は、違うサイトにリダイレクトされたり不正なプログラムを仕込まれたりしているということはなく、Bingでインデックスされなくなった原因から除外できました。

再度インデックス・インプレッションを復活するために行った対策方法

原因の仮説を立てたので、再度インデックス・インプレッションを復活されるために、その原因を取り除くことを行いました。

  • 対応1 記事内にアフィリエイトの差し込みを削減
  • 対応2 センシティブな題材・表現の記事を非公開化、bingのWebmaster Toolで手動で該当するURL のブロック
  • 対応3 被リンクについてはいったん様子見

つまりインデックスされなくなってしまったことを再度インデックスされるように行った方法は、インデックスされていた状態に戻すことです。

対策の2日後、Bingの検索結果に再表示され解決!

Bingの検索結果に再表示されることを祈りつつ、上記の原因の仮説に沿って対策を行い、その2日後にインプレッション・クリックが復活しました!下の折れ線グラフは検索パフォーマンスレポートですが、インプレッションもクリックも0の状態が2日続いた後、ニョキっとまた戻ったことが確認できます。

まとめ

今回は検索エンジンで自分のサイトのページが全く検索結果に出てこなくなってしまったことについて紹介しました。今回の出来事をまとめますと、サイトの信頼性はちょっとしたことでも皆無になることもあるということです。

もし検索結果に全く出てこない状態になってしまった場合には検索エンジンのロボットがクロールした結果、何か不適切なものがあったと判断されたということなので、落ち着いて「正常に検索エンジンの結果に出てきた時の状態にサイトを戻す」ことが大切ということです。検索エンジンのロボットは定期的にクロールしているので次クロールした時に異常がなければ再度インデックスされる可能性も十分あるということを知れました。

今回はBANされる前におこなったことが限られていたため、原因をかなり絞り込めましたが、大幅にサイトリニューアルしたり記事を大量追加するような時には事前にバックアップを取っておいて元の状態に戻せることが教訓として必要だと感じました。

事前にバックアップを手動で取るのも大変なので、レンタルサーバーで定期的なバックアップを行ってくれる方がよいです。私の場合にはエックスサーバー系で2週間分のデータを自動バックアップで復元できるので、もしもサイトを大幅改修してBANされてしまったら落ち着いて数日以内に自動バックアップから復元すればおそらくペナルティを解除できるのではないかと思います。このような出来事からもやはりエックスサーバー系がおすすめです。

SEO対策している人たちにとっては、サーチエンジンからの流入が0になるのは大打撃になるような出来事なので、同じよう状態になってしまった方の対策方法として参考になりましたら幸いです。