「Classic Widgets」プラグインとは ウィジェット編集画面を元に戻す方法

ワードプレスプラグイン「Classic Widgets」について詳しく解説します。2021年7月20日にWordPress5.8がリリースされ、アップデートした場合にはウィジェットの編集画面の仕様が大幅に変更されました。エラーや使いにくさが報告されており、プラグインやテーマが対応するまでは「Classic Widgets」で旧エディタを使用するのがおすすめです。

WordPress のウィジェットとは

WordPress のウィジェットとは、サイドバーや記事の上部下部など、テーマで指定したウィジェットエリアに、最新の記事やカテゴリなど必要な内容を表示する機能です。スマホやパソコンの画面にコンパクトな情報表示を追加したりするのを「ガジェット」と言いますが、それと似たようなイメージですね。

WordPress5.8からウィジェットのUIもブロックエディター形式に

2021年7月20日にWordPress5.8がリリースされ、アップデートした場合にはウィジェットの編集画面の仕様が大幅に変更されています。ウィジェットのUIは、ブロックエディター形式に変更されました。

新ウィジェット編集画面
(ブロックエディター形式)

旧ウィジェット 編集画面
(Classic Widgets)

ちなみに、2018年にリリースされたWordPress5.0から、記事を投稿する標準エディタが「Gutenberg(ブロックエディタ)」に強制変更されています。記事の投稿の際にもブロックエディタ化で多くの人が戸惑いましたが、ウィジェットの編集画面の変更ではさらに多くの人が困惑し、またブロックエディタに非対応のウィジェットもありエラーが出るなど驚いた人もいらっしゃったかと思います。

記事投稿画面は「Gutenberg(ブロックエディタ)」と「Classic Editor」どっち

2018年にリリースされたWordPress5.0から、標準エディタが「Gutenberg(ブロックエディタ)」に強制変更されました。WordPress5.0より古いバージョンの場合には標準エディタは「Classic Editor」と呼ばれます。

Gutenberg

Gutenbergの画面

Classic Editor

Classic Editorの画面

「Gutenberg(ブロックエディタ)」と「Classic Editor」をどのように使い分けるのが現実的であるかや、おすすめの使い方については以下の記事で詳しく解説しています。

プラグイン「Classic Widgets」とは

Classic Widgetsは、以前の(「クラシック」)ワードプレスのウィジェット設定画面を復元する、WordPressチーム公式プラグインです。

ワードプレスの開発元としては、新しい形式のウィジェット編集画面を推進していきますが、少なくとも2022年まで、もしくは必要な限り、サポートおよび保守されるとWordPress Contributorsからは述べられています。

このプラグイン「Classic Widgets」をアクティブにすると、以前のウィジェット設定画面が復元され、ブロックエディターによるウィジェットの管理が無効になります。他の構成はありません。クラシックウィジェットの設定画面は、このプラグインを有効または無効にすることで有効または無効になります。

プラグインやテーマが対応するまでは「Classic Widgets」がおすすめ

この記事では 新ウィジェット編集画面(ブロックエディター形式)に変更になったことと、もとの旧ウィジェット 編集画面(Classic Widgets)に戻して今まで通り使う方法については紹介しました。

ワードプレス本体をアップデートすると、現時点では対応していないプラグインやテーマでエラーが発生したり、ウィジェットの編集がかなりしにく状態になるなどトラブルが発生しているという話も多いです。

私の所感としては、現時点では、ウィジェットの編集画面は 旧ウィジェット 編集画面(Classic Widgets) を利用する方がよいと思います!

ウィジェットで適所に効果的なコンテンツを配置できることは、ワードプレスを利用する利点のひとつです。プラグイン「Classic Widgets」を活用して、今まで通りの使い慣れたウィジェットを活かしてサイト作りしていってみてください。

まとめ

今後ブロックエディタ形式のウィジェット編集も進化すると思いますし、ブロックエディタ形式に標準対応したテーマやプラグインも増えてくると思いますので、今はプラグイン「Classic Widgets」を活用して、ワードプレス公式が「Classic Widgets」のサポートを終了する可能性があると述べている2022年頃にはまた再検討してもよいかもしれないですね!

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